AIコンプライアンス実践研修
eラーニング(LMS)対応
全社員向け

AIコンプライアンス
実践研修

生成AIの業務活用に不可欠なコンプライアンス知識を、
全10章・12時間のeラーニングで体系的に習得。

12h

総研修時間

10章

カリキュラム

全社員

対象者

eラーニング

受講形式

Overview

講座概要

生成AIの業務利用が急速に拡大する中、個人情報の入力・機密情報の漏えい・著作権侵害などのリスクが存在します。 本研修は、一律禁止ではなく、安全で適切な活用体制を整えることを目的としています。

政府ガイドライン準拠

総務省・経済産業省のAI事業者ガイドライン第1.2版を中心に、AI法や個人情報保護委員会の注意喚起などを参照しています。

実務判断力を養成

知識の暗記ではなく、OK・NG・要相談の判断基準を具体的事例を通じて学習します。

いつでも自分のペースで

eラーニング形式で、受講者は自分のスケジュールで学習できます。各章は独立した単位で設計されています。

理解度確認テスト付き

各章の終了時に、実務場面を想定した判断問題で理解度を確認。最終章は総合確認テストで判断力を確かめます。

講座基本情報

研修名
AIコンプライアンス実践研修
研修形態
eラーニング(LMS)形式 ※各章独立した学習単位で設計
研修時間
合計12時間
カリキュラム
全10章(講義動画・理解確認問題・ワークシート・テスト確認)
対象者
生成AIを業務で利用する可能性がある全社員
基本方針
総務省・経済産業省のAI事業者ガイドライン第1.2版を中心に参照
安全設計の前提
社内ルール・技術的な情報保護・社員教育の3層で整備することを前提とし、本研修は社員教育の層を担当
参照法規
AI法、個人情報保護法、著作権法、情報セキュリティ関連資料
追加オプション
DLP運用ワークショップ(DLP導入済み企業向け)※別途お見積り
到達目標
AI利用のリスクを理解し、適切な判断と行動ができる
Curriculum

カリキュラム

全10章で構成。実務に直結した判断基準を、具体的事例を通じて体系的に学習します。

全10章の学習内容

生成AIの業務利用の背景とAI利用に伴うリスクの全体像を学習します。AIを禁止するのではなく、安全に活用するために必要な考え方を理解します。

  • AIを業務で使う時代、何が重要か
  • AI利用を起こすリスクの全体像
  • AI研修身につける判断力

合計学習時間:12時間|各章は独立した学習単位で設計されています

Features

研修の特徴と到達目標

研修設計上の特徴

判断力を養成する構成

法の知識を単に暗記するのではなく、実務の判断力を養成する点に特徴があります。OK・NG・要相談の判断基準を具体的事例を通じて学習します。

リスクベースアプローチ

AI利用を一律禁止するのではなく、業務内容や影響を考えて確認レベルを変える考え方を学習します。これにより、過度なAI利用の恐れを避け、適切な管理のもとで生成AIを効果的に活用できます。

資格の出題傾向も参考に

一般社員が必要とする生成AIの参考基準として、生成AIパスポートの出題傾向も参考にし、基礎知識と実務判断の両面をカバーします。

確認テストの例題

各章の終了時に、実務の業務場面を想定した判断問題を中心に出題します。

1

各名刺・契約内容が含まれた資料を外部AIサービスに入力してはいけない

2

AIが作成した顧客向け文面を、そのまま送信してはいけない

3

AI出力された法律に関する説明を、社内資料に掲載してはいけない

4

社内会議の議事録をAIで要約する場合、どの点に注意すべきか

5

AIが作成した画像・キャッチコピーを広告で利用する場合、どのような確認が必要か

最終章では、ケーススタディ形式の総合確認を行い、受講者が実務でAIを利用する際の判断を確かめます。

到達目標

本研修の受講後、受講者は次の状態に到達することを目指します

生成AIの基本的な特徴とリスクを理解できる

AIに入力する情報、AIの出力を判断できる

個人情報、機密情報、著作権、セキュリティ、差別・偏見に関する基本的な理解ができる

AI利用のリスクレベル(低・中・高)を理解できる

業務内容に応じてAI出力の確認レベルを変えられる

判断に迷う場合は、上司・法務部門・情報部門に相談できる

社内ルールに基づき、安全に生成AIを活用できる

Safety Design

本研修が前提とする安全設計

AIの利用禁止だけでは、情報漏えいは防げません。本研修は、社内ルール・技術的な情報保護・社員教育の3つを組み合わせる考え方を土台に、 そのうち「社員教育」の層を担うプログラムとして設計されています。

01

社内ルール

何を使ってよく、何を入力してよいかを決める

  • 利用してよいAIサービスを明確にする
  • 入力してよい情報の区分を決める
  • 禁止事項と申請フローを文書化する
  • 改訂履歴と周知のタイミングを管理する
02

技術的な情報保護

人の注意力に頼らず、送信そのものを制御する

  • DLPで機密情報の送信を検知・制御する
  • アカウント・権限を最小化する
  • 利用履歴と操作ログを記録する
  • 未承認サービスへの接続を制限する
03

社員教育

現場が自分で判断できる基準を持たせる

  • 入力してよい情報の判断基準を学ぶ
  • OK・NG・要相談を事例で確認する
  • 事故時の連絡先と相談先を共有する
  • 定期的に更新し、判断力を維持する

3つが揃って、はじめて安全なAI活用になります。どれか1つに頼ると、必ず抜けが出ます。

安全なAI導入の進め方

順番を守ることが、結果として最短距離になります

01

AI利用状況の把握

誰が、どのツールを、何に使っているかを洗い出す

02

ルールと技術的対策の整備

利用ルール、DLP、権限、ログの設計をそろえる

管理部門・情報システム
03

社員研修

入力してよい情報、相談先、事故時の対応を学ぶ

本研修が担う領域
04

AIエージェント導入

小さく試し、承認フローを設計してから広げる

05

継続的な監視・改善

ログ確認、ルール改訂、教育の更新を回す

本研修は「社員研修」の工程を担います。利用ルールの整備は管理部門と、 DLP・権限・ログといった技術的な対策は情報システム部門と連携しながら進めることを前提としています。

導入済みのDLPを運用に落とす「DLP運用ワークショップ」を見る

AIエージェントに任せる前に確認する4点

文章作成の補助とは違い、AIエージェントは実際の操作まで実行します。便利さがそのままリスクにならないよう、権限と承認を先に決めます。

  • 参照できるデータの範囲を決める
  • 更新・送信・削除など、実行できる操作を限定する
  • 承認者と承認フローを先に設計する
  • 停止方法と操作ログの確認手段を用意する

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約33万人分の個人情報送出事案から、禁止だけでは防げない理由とDLPの位置づけを整理しています。

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Target & Effects

対象者と期待される効果

研修対象者

本研修は、生成AIを業務で利用する可能性がある全社員を対象としています。 特に、次の業務に関わる社員に有用です。

  • 文章作成、資料作成、要約、翻訳、調査補助などで生成AIを活用する社員
  • 顧客対応、営業、企画、マーケ、総務、人事、法務、情報、社内外の情報を扱う社員
  • 社内AIツールの導入、管理、展開を行う担当者
  • AI利用に関する社内ルールの理解が必要な管理職・リーダー層

※本研修は、技術者向けのAI開発研修ではなく、業務利用者向けのAIコンプライアンス研修です。

情報漏えいの防止

個人情報や機密情報の不適切な入力を未然に防ぎ、情報セキュリティの意識向上を図ります。

著作権侵害のリスク低減

AI利用における著作権・知的財産の注意点を理解し、法的リスクを軽減します。

AI出力の適切な利用

AI出力の鵜呑みにせず、業務内容に応じた正確性の確認を行う習慣を定着させます。

差別・バイアスの防止

AI出力に含まれる偏見や不適切表現を検出し、公平性を保つ能力を育成します。

社内ルールの浸透

全社員に共通したAI活用基準を定着させ、組織全体のAI活用力と意識向上に貢献します。

業務効率化の実現

過度な恐れをなくし、適切な管理のもとで生成AIを効果的に活用し、業務効率化に繋げます。

Optional Workshop

DLP運用ワークショップ

ツールを入れただけでは、情報漏えいは防げません。検知ルールが現場の業務に合っていなければ、 誤検知で業務が止まるか、すり抜けるかのどちらかになります。導入済みのDLPを「運用できる仕組み」に変えるための、追加オプションです。

追加オプション

基本カリキュラム(全10章・12時間)には含まれません

DLPの導入が済んでいる、または導入を決めた企業向けに、管理部門・情報システム・現場の3者が同じ机で ルールを決める半日プログラムとして提供します。受講済みの社員教育と、技術的な対策をつなぐ位置づけです。

実施概要

位置づけ
AIコンプライアンス実践研修の追加オプション(基本カリキュラムには含まれません)
対象
DLP製品を導入済み、または導入直後で運用設計に着手したい企業
目的
導入済みのDLPを「止めるだけの仕組み」から「運用できる仕組み」に変える
実施形態
オンラインまたは訪問/半日(3〜4時間)を1単位として設計
参加者
情報システム担当1〜3名、管理部門1〜2名、現場代表1〜2名(計5〜7名程度)
前提
本研修の受講、または同等のAIリスク基礎理解があること
料金
別途お見積り(参加人数・実施回数・対象拠点により変動します)

半日の進め方(全6ブロック・約3.5時間)

座学ではなく、自社の状況を書き出しながら進めます

0140分

情報の出口を棚卸しする

メール、チャット、外部AIサービス、私物端末など、情報が出ていきうる経路を書き出し、現在のDLPがどこまで見ているかを照合します。

成果物:監視範囲とギャップの一覧
0260分

検知ルールを業務に合わせて設計する

個人情報・機密区分ごとに「遮断」「警告のみ」「記録のみ」を振り分けます。強くしすぎれば現場が止まり、緩すぎればすり抜けます。

成果物:検知ルール一覧(対象情報・動作・根拠)
0340分

誤検知と例外の運用を決める

現場が業務を止められない場面のために、例外申請・承認・一時解除の手順と、記録として残す内容を決めます。

成果物:例外申請・承認フロー
0440分

公認AIへの集約と未承認AIの制限

禁止一辺倒にせず、安全に使えるAIを会社として用意し、そこへ誘導する導線を設計します。シャドーAIを減らす実務的な進め方です。

成果物:公認ツールの利用導線メモ
0540分

ログレビューと改善サイクル

月次で何を見るか、誰が判断するか、どんな事象をルール改訂のトリガーにするかを決め、属人化しない運用に落とします。

成果物:月次レビューのチェックリスト
0630分

AIエージェントの権限設計(発展)

参照範囲、実行できる操作、承認フロー、停止手段の4点をワークシートで整理します。エージェント導入前の前提づくりです。

成果物:権限・承認の設計メモ

OUTPUT

終了時に残るもの

当日の議論を、そのまま運用に使える形でお渡しします。議事録だけでは運用は回りません。

  • 検知ルール一覧(対象情報・動作・根拠)
  • 例外申請と承認のフロー
  • 月次ログレビューのチェックリスト
  • 社員研修教材への反映メモ

成果物はテンプレート形式で提供します。以降は自社で更新できる状態を目指します。

NOTE

DLPだけでは防げないこと

本ワークショップでは、DLPの効果を過大に扱いません。次の前提を共有した上で、組み合わせで設計します。

  • DLPは、検知ルールに合致しない情報やすり抜ける経路までは止められません。
  • 画像・音声・暗号化された通信など、内容を判定しにくい形式は対象外になり得ます。
  • 私物端末や社外ネットワーク経由の利用は、端末管理の範囲によっては監視できません。
  • そのため本ワークショップでは、DLP単独ではなくルール・教育・ログ運用の組み合わせを前提に設計します。

DLPの設定が、現場の負担になっていませんか。

現在の運用状況を伺った上で、ワークショップの範囲をご提案します。受講前のご相談だけでも構いません。

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