「就労移行支援事業所に何度も行ったけど、紹介される人がうちの業務に合わない」——この悩みを抱える企業は、連携の「仕方」を変えるだけで解決できます。TSUNAGU Academyが実践する「パートナーシップモデル」は、単なる求人登録ではなく、企業の業務設計を支援機関と共有し、双方で候補者を育てる協働関係です。このモデルを導入した企業では、採用成功率が平均2倍に向上しています。
従来の連携が機能しない理由
多くの企業が就労移行支援事業所との連携で「求人票を出す→候補者を紹介してもらう→面接する」という流れを取っています。しかしこの流れでは、支援員が企業の業務内容を表面的にしか理解できないため、「業務に合う候補者」を紹介する精度が低くなります。結果として「3名紹介されたが、どれも合わなかった」という無駄なサイクルが続きます。
パートナーシップモデルはこの流れを根本から変えます。企業側が「業務設計書(何を担当してもらうかの詳細)」を支援員と共有し、支援員が「この業務に向いている候補者の特性プロフィール」を企業に共有する——この双方向の情報交換が、マッチング精度を飛躍的に高めます。
パートナーシップモデルの4つのステップ
Step1は「業務設計の共同作業」です。企業の人事担当者と支援員が一緒に、受け入れ可能な業務をリストアップします。「Excelでのデータ整理は向いている方がいるか」「Power Automateのフロー監視は可能か」——業務の特性を支援員が熟知している候補者の特性と照らし合わせます。
Step2は「実習プログラムの共同設計」です。2〜4週間の実習期間中の業務内容・評価基準・振り返りスケジュールを、企業と支援員が一緒に設計します。Step3は「実習中の週次情報共有」です。実習期間中、毎週企業担当者・支援員・本人の3者で15分の振り返りを行い、問題を早期に発見します。Step4は「採用後の共同フォロー」です。採用後も支援員が月1回のフォローを継続し、定着支援を伴走します。
| ステップ | 内容 | 従来モデルとの違い |
|---|---|---|
| Step1 | 業務設計の共同作業 | 企業側が一方的に業務を決める→双方で業務・特性を照合 |
| Step2 | 実習プログラム共同設計 | 実習内容が曖昧→明確な評価基準を共有 |
| Step3 | 実習中週次情報共有 | 実習中の問題が放置→毎週3者振り返り |
| Step4 | 採用後共同フォロー | 採用後連携が途切れる→月次フォロー継続 |
導入企業の成果:採用成功率2倍・定着率85%
製造業のA社がパートナーシップモデルを導入した結果、従来の「求人票モデル」では採用成功率(紹介から採用まで)が15%だったのが、パートナーシップモデル導入後は35%に向上しました。また、採用後の1年定着率も従来の55%から85%へと大幅に改善。実習期間中の週次振り返りが、採用後のミスマッチを大幅に減らしたことが要因です。
「支援員が「うちの業務を本当に理解してくれている」と感じたのが転機でした。紹介される候補者の精度が全然違いました」(A社人事担当者)。支援員側も「企業の業務を深く理解できたので、紹介する候補者の選定基準が明確になった」とコメントしています。
パートナーシップモデルは「企業と支援機関のwin-win」の関係を作ります。TSUNAGU Academyでは、このモデルの導入支援と、企業・支援機関間のコーディネートを実施しています。採用成功率を2倍にする連携の仕方を、一緒に構築しましょう。
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TSUNAGU 編集部
障害者雇用専門障害者雇用・IT/DX活用に関する情報を、人事担当者の視点でわかりやすく発信。 社会保険労務士・障害者雇用コンサルタントが監修。最新の制度・法令については各省庁の公式情報をご確認ください。